2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

僕の窓から見える空は四角くてひとたび外に出れば空は丸くて ああ なんて僕の世界は狭いんだろう なんて思ったきっと世界は僕が考えてるほど酷くない なんてことも 気づかされたかもしれないな

甘い香りの

「内緒ね」そういって手渡されたチューイングキャンディあたしにもくれたことが嬉しくて 他のみんなにも渡してたのがさみしくて食べられずに握りしめた 後から開けたら 少し溶けてて君の熱で溶けたんだと 自分に言い聞かせた

満月

まんまるの月がまだ遠かったあの日銀色に照らされた少年の横顔は まるで英雄まぶしかった面影はどこへ? (いまやすっかり墜ちたものね!)

僕がいるから

君があまりにもかなしく笑うから僕はおかしくて笑ってしまった かなしいのに笑う君の顔はひきつって 苦しそうだ僕がいるからね、ねいまは安心して泣いてもいいよ

君の世界に

しゃんと背筋を伸ばしてまっすぐ前を見据える君のその視界には (もう僕はいなくて、)

君が居なくても

君の手にひかれて走った道はいつのまにか途切れた すぐ前を走る君も姿を消して はっ 振り向くと 君が僕をみて悲しそうに微笑んで しゃがんでいてさはやく行けなんて毒を吐くから 僕は君をおいて いや、おいてけぼりにして真っ暗のなかを走ったんだ!

君中毒

どうしようもなく君が好きでさ苦しいよ 伝わらないのはわかってる伝える勇気もないし 知られたくない でもね どこかで気づいてくれると思ってるんだ ほんの少しでいい 僕が君を好きなこと君が気づく頃には 僕の気持ちは過去形になってしまうかもしれないけど…

いつかの背中

いつか僕が追いかけた 君の背中はいつのまにか 小さくなって見えなくなってしまったなぁ (手を掴むことさえ難しく、)

理想

みんなが好きだ みんなを好きでいたいんだ そう理想を並べる僕は いまもむかしも弱虫で自分を知られるのが怖くて目を閉じて 今日も上っ面で愛を叫ぶ 所詮理想なのだから 深い意味などないのだけれど。

嫌われ愛され

嫌われ者の僕に 愛され者の君が手を差しのべたのは 僕が好きだったからと聞いたんだけど ほんとのところどうなわけ?

いちばん

僕の「いちばん」を君にあげるだから君の「いちばん」僕にちょうだい? 君がいちばん好きでいたいから

あの世≒この世

「君がいない世界なんて大嫌いだ」君はそう泣くけど 案外生きれちゃったりする そんな世界で。 でもこんな世界で泣いてくれる君に僕は、 精一杯の愛と時間と気持ちをあげるよ