2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

神さまがいらっしゃるなら

君の瞳に映るのは どれも等しい命たち 深く蒼いその瞳に 君は何を思うのか 泣きたいのなら泣けばいいそう言われて泣けるのなら 幾分楽になっただろう だって全ては平等だから

星がきれいなこんな夜は

ああほら、また君を思い出す もう忘れるって決めたのに君なんて嫌いだと思いたいのに だから明日会えるように ささやかな命にお願いをするんだ

あしたあえるように

ぼくらはまちがっていなかったこと。 みとめざるをえなかったこと。 ぜんぶ、ぜんぶ、ほんとはしってた

ウーマナイザー

君なんていなくても生きていける僕になりました 酸素だった君は二酸化炭素になったのですさあはやく、 あのこの酸素になってあげなさい 僕はこのとおり ひとりで立って歩いていけるのでもう姿は見せないでください その赤い林檎の頬は僕が作ってあげたのだか…

雨のち雨

あたしが傷ついたりするように 誰かも同じように傷つくんだってことを再確認別につらいことがあったわけじゃない 全部雨のせい でも雨は嫌いじゃない

さくら

桜が散りはじめてもう裸の桜があって そういえば君に出会ったのも これくらいの時期だったかなって頭の隅っこで考えてた 聴きたかった声も 欲しかった言葉も 僕の想いも 君の気持ちも桜みたいに散っちゃったんだろうね

あと3センチ足りない

どうやら僕は 君がいないとだめらしく その手の温度や 心臓の音も 要らない二酸化炭素までぜんぶぜんぶ欲しいみたいだ(笑) ほら、いまだって 君の背中を追いかけてる。

あの日の君の心臓を

ピンと張りつめた空気真っ白な部屋で向かい合う僕ら 窓から差し込む光は熱く 僕の右足だけを温めていた 代わりに頭は影のおかげで冷えていて 君が最後に放った言葉の 声も 息も 空気も 気持ちも そっくりそのまま、覚えてる

明日会えるように

君のことを思い出す鼻の奥がツンとする視界が滲む 空を仰いで首を締める 喉がひりひりして熱くなる君の背中が欲しくなる (いったい、)(いつになったらこんな気持ち、捨てられるんだろ)

君が僕だった頃のこと

真っ暗な明日を照らすように 満天の空に君の涙が光るもう泣かないように 君の瞼に口付けて 君が笑うまで抱き締めた もう忘れてしまったかい?(いつから見えなくなったんだっけな)

酸素の海で生きていようよ

いつの間にか溺れていたんだ あまりにも君が優しいから こんな優しさは初めてだったから その砂糖みたいにさらさらの髪もくらくらするぐらいの甘い匂いもすこし乾いた唇も 全てが僕を溺死させる要素