2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

白夜の夢を見ただろうか

君が一瞬にしてくろく染まるんだ 同時に空が仄暗く白く、色づいていく 僕は眩しくて目を隠したので その間に幾つもの星がたくさん生まれておおきな泣き声をあげていたのを 僕はこれからも知ることはない

きみがすきなぼくのすき

君が好きって言うからさ僕も好きになれるんじゃないかなってね テレビの中で踊るアイドルたちきれいな服をきた俳優うさぎのマスコットあこがれのあの子その他もろもろもろ(笑) ああ、でもやっぱり僕は君が好き

そろそろ263回目の朝が来るのだけれど。

こんな星のない夜は君がくれた泪を空に投げる 僕のこぼした泪も一緒に ほら、ゆらゆらと風船みたいに昇っていくだろう ああ、君の掠れた泣き声が 透明になって見えなくなるまで あと何回夜を泪で飾ればいい? 夜更かしで泣き虫な君のために。

世界の声が聴こえすぎるので

ああたまにあるんだ 無性にね、耳を塞ぎたくなるときが心配しなくていいよ これの原因はわかっているから (本当は誰にでも聴こえているはずなんだ) (みんな、知らんぷりを決め込んでるだけ)

涙をこらえるときも

「君の心にそっくりだね。」なんて 君が言うので。 (とっさに首を絞めてしまった)

まだ僕らが瑞々しかった頃の話さ。

しんと静まりかえった空(天気が良かったわけでも悪かったわけでもない。ただそんな印象を受けた)の下で彼は言った 「ねえ、君の耳のピアスをひとつちょうだい」 だけど僕はピアスなんかつけていなかったし、 穴すらあけていなかったんだああ、君は本当に突拍…

さあ息を止めて

顔が熱くなるのを感じた誰かがみたら きっと赤いんだろうな どうしようもなく、 恥ずかしくて思い通りにいかないことは自分がよく知ってる 君に少し嫌われてることも 君が何とも思ってないことも全部、全部わかってるよ 悔しかったんだ 一方通行の実感が ねえ…

雲の切れ間に君を探す

「雨だよ、」そう言って泣く君の笑顔が 世界で一番きれいだと思った昨日 「さようなら」君が世界からいなくなった明日 「また明日」昨日の明日は今日だと気づいた今日この頃