夢落ち

僕の知らない女の子と

君は
ちゅーしてぎゅーして

いつも僕に気付くのに
隣を通っても気付かないで

ちゅーしてぎゅーして

嫌になった嫌いになった


ハッとしたら
それは夢で

でも
夢でも不安だったから


思いきって裾を掴んで



「ねぇ、彼女いるの?」


「いないよ」


ほっ




ああ

やっぱり


君が好きだ
そんな君が好きだ