宝箱のなかみ。


もうすぐ

君の言葉が

僕のなかから消えるんだ



君からはもうとっくに消えた言葉たちを

僕はまだ鍵をかけてしまってある


でもね
鍵が壊れてしまってね
直せなかったんだ

そしたらさ
新しい鍵にかえてる間に
どんどんこぼれてしまってね


もうすぐ

全部無くなるんだ。


なくしたくないというのは
僕のわがままかなぁ