世界観察そして洞察

たぶん、そういうことなのだと思う


世界の終わりにはいつも犬が鳴いていたし、
彼女が笑えば雨が降った

積乱雲の中では神様が胡座をかいて
いつも僕らのへそを盗ろうと目を光らせている

夕立は涙
君の、涙


たぶん、そういうことなのだと思う

世界の道理は変わらずに
寝ても覚めても明日はくるし
どこかで誰かがこと切れたって
相も変わらず回り続ける

たぶん、そんな世界だ