2012-08-07 飛び立て いつの間にかこんなに空は近くなって 真っ青は少し色褪せた入道雲の眩しい白は 幼い頃の僕の思い出 知らずのうちに手放した光と手のひらに 無言のさよならを言った 遠くの星を追いかけて 気球よりも高く 音よりも速く どうか、どうか、 「しっかり生きて」 懐かしい声が背中を押していま、もっと遠くへ