笑うの泣くの

「空がピンクだっていいじゃないか
地面が紫だって立派だろう」

今日も君はそうやって、
当たり前に耳をすませる

知らないことまで知ってるよ

嫌いなものまで全部好きさ

全部、僕の一部だから。


そう呟いて笑った君は
あの時何を思っていたのだろう

カーネーションは枯れてしまったよ」

微笑んで鉢を落とした君
その手を掴んでやめてって泣いたら
君は多分、

「死んでるのに暖かいんだね」
とでも言いたげに僕を見るんだろう